あられ作りの主原料となるもち米。佐賀県産ヒヨク餅米、地元丹波産新羽二重餅米を主に、国内産餅米を100%使用しています。
味のアクセントとなる豆。大粒で柔らかい地元丹波産の黒豆と、甘味のあるおおつる大豆を使用しています。
風味の引き立て役となる塩。伊豆大島産の海水塩を中心に塩辛いだけではない旨みのあるものを厳選して使用しています。
保津川あられは食べたときに広がる米の香りを最も大切にしており、その香りを引き出すための製法として「丸粒蒸し」にこだわっています。「丸粒蒸し」とは、もち米を粉状にするのではなく、米粒そのままを蒸し上げる昔ながらの製法で、米の香り、甘みをそのままあられに生かすことができます。
厳選したもち米を精米、洗米、浸漬、蒸し、餅つき、冷蔵、製型、乾燥、焼き上げ、味付けとひとつひとつの工程に職人の心と技を込めながら、10日間ほどかけて丹精に仕上げています。
正真正銘の京あられの味を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。